全消協第6回ユースStep Upセミナー
2024年3月11日(月)・12日(火)の2日間、東京・自治労会館にて第6回ユースStepUpセミナーを開催した。本研修会は、全国から50人のユース世代(20~35歳)と幅広い層のユース会員が参加した。冒頭には東日本大震災、能登半島地震で被災・犠牲になられた方々へのご冥福をお祈りし、また、哀悼の意を表するために黙とうを実施した。主催者を代表し、岡事務局次長より、主催者あいさつと本講座の趣旨を説明。「ユース世代で横の繋がりを深め、知識を蓄え、ユース層を活発化が必須である」と述べた。
1日目は、全消協ユース部代表鈴木より「全消協・団結権の必要性」、全水道青年部長葉鳥様より「PSI世界大会を通して・全水道とは」、全消協中国ブロックユース幹事田邊より「賃金・労働条件」の3講義が行われた。夜には「東京グリーンパレス」にて懇親会も開催され非常に有意義な交流の場となった。
2日目には自治労組織拡大・オルグ槌田様より「組織拡大・オルグについて」、自治労本部青年部長兒玉様より「自治労青年部と全消協ユース部の連携の必要性」の2つの講義が行われ、両日とも講義後にグループワークを実施している。グループワーク内では熱い議論が展開され、知識や情報共有だけではなく横の繋がりも深められた。
本研修会終了後のアンケートでは、約9割の高評価をいただいた。「これまで当たり前だと感じていた手当や職場環境が他とは異なっておりいい勉強になった」といった声や、「PSIといった世界規模の取り組みや他産別(自治労・全水道等)との繋がりがあることを知らず驚いた」、「単協へ戻り、会員へフィードバックをしたい」といった声をいただいた。
総括として全消協ユース部代表鈴木より、「本研修会で得た横の繋がりを大切にし、受講者が各ブロックや県、単協で学んだ知識を普及・拡大していくことをお願いする」と述べ、本研修会を締めくくった。今後も国際連帯活動やユース世代の地位向上と職場環境改善の一助となるよう、全消協ユース部は継続した開催を実施していく。