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2022年度PSI-JC男女平等セミナー

2021年11月19日,完全ウェブで2022年度PSI-JC男女平等セミナーが開催された。全消協から、永楽ユース代表、佐々木幹事、森崎幹事、北川幹事、吉永女性連絡会代表、朽木女性連絡会副代表、川﨑瑠美(佐賀広域消協)、秀島沙弥香(佐賀広域消協)が参加した。

セミナーにはPSI-JC加盟組織から113人が参加。はじめに、青木真理子自治労副委員長(PSI-JC女性委員会議長/自治労)から開会挨拶があった。その後、白波瀬佐和子教授(東京大学人文社会系研究科)より『新型コロナウイルス感染症が世界の女性へ及ぼした影響』、林和明講師(公益財団法人21世紀職業財団 客員講師)より『職場における暴力とハラスメントがない職場づくり研修』をテーマにした講演があり、最後に、PSI-JCユースネットワーク委員が作成した動画『LGBT+みんなで学ぶ講座』が上映された。

全消協参加者からは、「コロナ禍によって休業を余儀なくされた人々の実態が学習できた。また、ハラスメントについても認識の違いがあったことを知った。とくに、動画『LGBT+みんなで学ぶ講座』には興味を惹かれ、理解しているつもりでも、知らなかったことが多く、各ブロックでの研修会において、今回参加していない全消協会員に対して、内容を共有する必要性があることを感じた。今回のセミナーを受講し、自分の理解が足りていない部分が明確にわかり、今後も継続的に学びたいという意欲に繋がった」という声や、「救急現場をはじめとする医療現場での新型コロナウイルスの影響については、これまでも耳にする機会があったが、今回のセミナーで、多様な職場における影響も知ることができた。同居者がいる女性の自殺者数が増えたというデータは、日本が抱えるDV等の問題の根深さと、新型コロナウイルスが及ぼす影響の恐ろしさを考えさせられた。また、ハラスメントは誰しもが被害者にも、加害者にもなり得るということを知った。時代の変化とともに、『多様性』とは何かを考える機会が増えた今こそ、各々が自分事と捉え、積極的に情報を得て、ハラスメントと向き合っていく必要があると感じた。各個人の小さな変化がなければ、全体の大きな変化には繋がらないと考えた。今後は、本セミナーの内容を、身近な人たちに伝えることから始め、ハラスメントについて考える場を設けていきたい」という意見、また、「『新型コロナウイルス感染症が世界の女性へ及ぼした影響』の講義において、日本は世界と比べると、コロナ禍の影響によりジェンダー格差がさらに大きくなっており、社会制度に変革が求められていることを知った。『職場における暴力とハラスメントがない職場作り研修』の講義では、ハラスメントの種類も多様化しており、誰もが意図せず加害者や、被害者になり得るため、ハラスメントが起こらない環境づくりだけでなく、自分自身も加害者になり得るかもしれないという意識を持つべきだと学んだ。今回のセミナーを通し、ジェンダー格差やハラスメントがなくなるような社会になってほしい。また、自分が知り得なかったことを学ぶことができ、良い経験となった」という感想、そして「コロナ禍となり、情報通信関連分野は向上し仕事にも変化がもたらされた一方で、問題点が多数あることに改めて気付かされ、さらにそれは以前から続く問題の露呈であったと学習できた。また、コロナ禍での休園・休校は、就労者全体、とくに母親就労者に負担が大きいことを知った。今後は柔軟さが鍵であり、労働時間や労働場所など、働き方を見直すことで性別に関わらず個人が尊重され、全員が生活しやすい世の中になっていくべきだと感じた。そのために、まずは自分自身の知見を深め、問題を知ることから始めていきたいと考えた。また、『職場における暴力とハラスメントがない職場づくり研修』の講演の中で、『周囲の者がハラスメントだろう、と判断した行為も、対象者がハラスメントと感じない場合は、ハラスメントの被害者はいないのか?』という質問に対し、『その場合の被害者は組織である』という見解があった。被害者がハラスメントに感じなくとも、行為者がいることで組織全体は傷を負い、ハラスメントが横行する組織へとなり得ると考えた。講演内では『無関心な傍観者』という言葉が繰り返し使われており、普段から周囲に関心を持つことの必要性を強く感じた。動画『LGBT+みんなで学ぶ講座』では、ゲストの実体験から、『LGBT+の姿が可視化されることで、社会への意識付けとなる』ことや、『未来はLGBT+という言葉がなくなればいい』という話がされた。活動を続けていく大切さや、さまざまな人々との繋がりを持つ、という点は消協活動に通ずるものがあった。今回のセミナーをフィードバックしていきたいと思う」といった所感が寄せられました。その中でも多かったものが、「今回のセミナーを他の会員へ伝えていきたい」という内容であった。

本セミナーを受講することで、消防のみならず、社会全体の情勢を広く知ることができた。諸課題を知り、気付くことで、考え方も深まり、少しずつ改善していくことで、さらなる諸課題に結び付き、社会全体の改善に結び付く。また、その中で、改めて構成組織の繋がりの重要性を感じる。

今後も構成組織との連携を深めながら、さらなる消防職場の改善に努めていきたい。

 

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