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PSI-JC・2014年度QPSセミナー

2014年6月4日~5日の二日間、第42回全国消防職員研究集会と同会場においてPSI-JC主催のQPSセミナーが開催された。PSI-JC副議長である門間全消協会長が司会を務め、全消協を含めたPSI-JC加盟組合から約80名が参加した。また海外からデービッド・ボーイズPSI書記次長、ラクシミPSIアジア太平洋地域事務所長、韓国消防発展協議会からコ・ジヨン会長とパク・ヘギョン前会長も参加した。

QPSセミナーはセッション1からセッション9まであり、水道民営化、自由貿易協定、国際連帯税など各プレゼンターによるプレゼンがおこなわれた。またセッション6では消防・労働組合権をテーマとし全消協から仲野特別幹事がファシリテーターを務め、プレゼンターは研究集会に引き続きダニーロ・ズリアーニ氏が務めた。ズリアーニ氏より自らが所属するFPCGILの紹介や活動の取り組みなどの説明があり、労働組合権を有する消防職員の目線から「安全と健康の権利を守る唯一の頼みが労働組合であることを確信している」と発言し消防・労働組合権のセッションを締めくくった。


(写真:ファシリテーターの仲野特別幹事)

 


(写真:プレゼンターのダニーロ・ズリアーニ氏)

最後にセミナーのまとめとして、佐藤PSI-JC事務局長より今後の取り組みの発表があり、継続的にQPSセミナーを開催していきたいと意欲を示しセミナーを終了した。