2023年12月15日(金)・16日(土)の2日間、PSI-JCユースネットワークセミナーが東京千代田区「主婦会館プラザエフ」にて開催された。PSI-JC各加盟組合(自治労、国公連合、全水道、ヘルスケア労協、全消協)から対面で30名が参加した。

本セミナーは2023年10月12日から18日にかけスイス・ジュネーブにて開催されたPSI第31回世界大会参加者から情報や経験と、他産別との交流を通じて労働組合の課題や意義について考え、理解を深めることを目的として行われた。運営企画はPSI-JCユースネットワーク委員が行い、全消協からは鈴木ユース代表が委員として参画。また、世界大会参加者である長谷川事務局次長、全消協ユース部からは6名の計8名で受講した。

1日目は主催者挨拶から始まり、第31回PSI世界大会へ参加された各労組の計6名の方から報告が行われた。全消協からは「日本の消防職場の現状について、ILOからの12回目の勧告を目指し活動をしている」ことについて、長谷川事務局次長から熱く語られた。その後グループワークが行われ、PSI世界大会へユース世代から参加することへの重要性を認識した。

2日目はPSI-JCユースネットワーク共同議長である自治労兒玉青年部長より「ワークライフバランスと私たち～これまでのPSI-JCユースの取り組みを振り返って～」との題目で講演が行われた。その後のグループワークでは課題解決に向けて、今後どのように取り組むかについて意見交換を行った。各加盟組織の課題を共有し、課題解決に向け有意義な意見交換を行うことができた。

今セミナーを通し構築されたPSI-JC各加盟組織の仲間との交流を活かし、消防職場における各課題の解決へ向けた取り組みを進めていく。また、全消協会員へ向け知識の共有を発信して参ります。