3月12日・13日、東京・TKP市ヶ谷カンファレンスセンターに於いて、第5回リーダーセミナーを開催、全国各単協から女性2名を含む52名が受講した。

連合中央アドバイザーの田島恵一氏を講師に迎え、法律から見る労働者の権利を消防職員に当てはめ分り易く解説し、自主組織である消防協活動の重要性、“団結”するということの意味、第一線で働く仲間の声を反映させるためには、などのテーマを通し、消防職場の労働環境を改善することが質の高い消防サービスへと繋がること、などを講義された。

ワークショップ1日目は、参加者が11班に分かれ、それぞれの職場の環境、問題点を出し合い、様々な状況の中で消防活動を行っている実態が発表された。

2日目は、前日に引き続き田島氏が、組織化・活性化・仲間の声を要求にしていく過程など、消防協の活動に関して事例を挙げながら具体的な考え方と行動意義を講義された。

2日目のワークショップでは、問題点の改善へ向けての提案、取り組み方法などを話し合い、各班で発表を行い、班毎に田島氏、全消協役員によるコメントがなされた。