各種報告

2022年度総務省消防庁に対し消防行政の充実強化に関する要望書を提出(第2回)

総務省消防庁要請行動

2022年7月29日、総務省消防庁に対し、「消防行政の充実強化に関する要望書」を提出した。

消防庁からは前田消防庁長官が応じ,新型コロナウイルス感染症感染防止の観点から、全消協からは須藤洋典会長、田立理事務局長の2名が出席した。

自治労からは青木総合組織局長、自治労消防政策議員懇談会より岸まきこ議員も同席した。

冒頭、消防庁長官が異動により、前田消防庁長官になったことから、あいさつを実施した。その後、門前消防・救急課長に要望書を手交し、岸議員、青木総合組織局長、須藤会長があいさつした後、消防職員の現場実態ならびに生の声を前田長官へ伝えた。


要望書の内容は、

  1. 消防行政の充実と労働安全衛生体制の構築について
  2. 新型コロナウイルス感染症対策について
  3. 緊急消防援助活動等について
  4. 働きやすい職場環境の整備について
  5. 広域化について
  6. その他労働条件に関する事項について
  7. 消防職員との協議の継続・推進について

の7項目となっている。

その中でも、現状から重点項目として、②の新型コロナウイルス感染症対策について、④働きやすい職場環境の整備について、⑥その他労働条件に関する事項について、⑦消防職員との協議の継続・推進について、の4項目について重点的に意見交換を実施した。

要望書に対する総務省消防庁からの回答を得るだけでなく、意見交換の時間を多くとったことで、有意義な活動となった。

消防庁への要請行動は、基本的には年に二度しか機会のない大切な取り組みであり、「全消協」という組織に結集した全国の会員の意見を、政府に直接届ける事ができる、大変意義のある活動である。