2024年度総務省消防庁に対し消防行政の充実強化に関する要望書を提出(第1回)
総務省消防庁要請行動
2023年11月16日(木)、総務省消防庁に対し、2024年度第1回目となる「消防行政の充実強化に関する要望書」を提出した。
消防庁からは畑山栄介消防・救急課長、稲垣嘉一消防・救急課長補佐、松本晃消防・救急課係長、坂口健太消防・救急課事務官、安藤陽消防・救急課救急企画室課長補佐が出席、全消協からは四役全員が出席した。
畑山消防・救急課長と要望書を交わし、同課長からあいさつをいただいた後、消防職員の現状について訴えた。
要望書の内容は次の7項目
①消防行政の充実と労働安全衛生体制の構築について
②救急業務等について
③緊急消防援助活動等について
④働きやすい職場環境の整備について
⑤広域化について
⑥その他労働条件に関する事項について
⑦消防職員との協議の継続・推進について
うち、重点5項目
①労働安全衛生対策の一層の強化
②救急需要の増加に伴う、救急車の配備数および人員の見直し
③ハラスメント対策
④女性消防吏員の活躍推進に向けた取り組み
⑤高齢期職員の働き方についての引き続きの協議
要望書に対する総務省消防庁からの回答を得るだけに留まらず、大半の時間を意見交換としたことで、「全消協」に結集した全国の会員の意見を政府に直接届け、互いの理解を深める意義のある活動になった。