女性連絡会

全消協第7回女性交流会

イベント

2022年8月9日(日)第7回女性交流会が開催され、30名が参加した。

広く意見を求めるため、性別問わず参加可能とし、開催にあたっては、女性連絡会幹事とユース部幹事が合同で進行するとともに、フィードバックを実施した。

開会では、田立事務局長から、女性消防吏員の消防歴・年齢層問わず幅広く参加をいただいたことについての感謝と多種多様で活発な意見交換いただきたいとあいさつがあった。

講義では、女性連絡会 中国・近畿・東海合同ブロックの佐藤幹事が自本部の業務内容・勤務体制・施設紹介について、スライド発表を行った。交流会後のアンケートでは、「他の消防の情報が知れて良かった。」「他の消防署の施設や勤務時の環境について知ることができた。」等の意見が多数寄せられた。

総務省消防庁の令和3年度消防白書において「女性消防吏員がいない消防本部数は、年々減少しているものの、令和3年4月1日現在、全国 724本部中 131 本部(18.1%)あり、その約8割が消防吏員数100人未満の消防本部である。」と発表されている。実際に女性連絡会では、初めての女性消防吏員の採用に伴っての情報提供を依頼されることが未だ多くある。横のつながりを多く持てるような企画を今後も継続していく。

グループワークでは、6グループに分かれ、意見交換を行った。休暇や施設については改善されている点が多く見受けられる中、業務では女性という理由で制限されている点が多く聞かれ、引き続き女性連絡会として、意見提起していく必要があると考えている。