2026年度総務省消防庁に対し消防行政の充実強化に関する要望書を提出(第1回)
総務省消防庁要請行動
2026年1月28日(水)、総務省消防庁に対し、2026年度第1回目となる「消防行政の充実強化に関する要望書」を提出した。
要請行動には、消防庁から田中消防・救急課長、岩熊消防・救急課長補佐、高木消防・救急課長補佐、鶴見対策官、上田広域応援室補佐、藤江広域応援室係長、中嶋技術戦略室専門官が出席、全消協からは岡会長、樺澤副会長、川北事務局長が出席した。
田中消防・救急課長と要望書を交わし、消防職員の現状について訴えた。

要望書の内容は次の7項目
①消防行政の充実と労働安全衛生体制の構築について
②救急業務等について
③緊急消防援助活動等について
④働きやすい職場環境の整備について
⑤広域化について
⑥その他労働条件に関する事項について
⑦消防職員との協議の継続・推進について
うち、具体的な重点5項目
①現場活動中の負傷、殉職事故をはじめ、各種訓練中の重大な負傷、死亡事故が発生し続けていることを踏まえ、労働安全衛生対策をより一層強化すること。
また、「警防活動時及び訓練時における安全管理に係る検討会」を開催し、警防活動時における安全管理マニュアルを改正すること。
②災害で発生する有害物質により、消防職員、消防団員が将来的に健康を害する危険性について調査・研究し、リスク低減のための指針を確立すること。
③緊急消防援助隊の地域ブロック訓練の参加に要した経費等は、全額国費負担とすること。
④男女がともに仕事と育児・介護を両立できるよう必要な対策を講じるとともに、各消防本部における好事例の取り組みを調査し、制度の活用にむけた情報共有を行うこと。
⑤消防職員の給料について、職務の危険度および勤務の態様の特殊性を踏まえ、国の公安職俸給表(一)に相当する給料表とすることが適していることを再度、通知すること。

要望書に対する総務省消防庁からの回答を得るだけに留まらず、様々な現場における課題などを具体的な事例を踏まえ、意見交換し、今後の対応につながったことで、一層意義のある活動になった。
消防職場の課題は、地域別、多種多様であることから、今後も全国の会員からの意見を反映させ、要望していく。