「救急現場の現状と課題」について意見交換を実施
3月28日(火)11:00から、PSI-JCに加盟の自治労、ヘルスケア労組と意見交換を実施した。
日常業務に加え、新型コロナウイルス感染症やインフルエンザなどの対応により、救急患者を搬送する消防職員および病院職員は、現在も過酷な環境下での労働を強いられている。
限られた人員で感染に留意しながらの処置、救急搬送先の調整など過重労働による職場環境の悪化、現場でのハラスメント等、多くの課題が指摘されている。
PSI-JCに加盟する自治労、ヘルスケア労協、全消協がそれぞれの立場から、現状の課題を明らかにし、課題解決の糸口を共有した。
①コロナ禍前後での対応の変化
②コロナ禍の苦労
③人員の確保方法
④医療現場から一般市民に向けて
⑤医師から救急隊員に対するハラスメント
⑥看護師から救急隊員に対するハラスメント
⑦救急隊員からのハラスメント について議論を深めた。
医療機関からのハラスメントの原因の1つとして、 医療機関の人員不足や過酷な労働環境が要因であると受け取っている。
ヘルスケア労組からは救急現場の実態を知ることができ、是非課題共有のために意見交換を継続したいと発言があった。課題を共有し、互いの理解を深め、解決に繋げるために、継続して協議の場を持つこととし、閉会した。