PSI

韓国FFDCとの意見交換会およびPSI-KC主体の国際シンポジウムに参加

2016年5月17日(火)、韓国ソウル市の国会議事堂議員会館において開催された、PSI-KC主体の国際シンポジウムに全消協より仲野特別幹事が参加した。 ※PSI-KC = 韓国国際公務労連

国際シンポジウムの内容は「公共部門の成果報酬年俸制度・退出制度の問題点と労働組合の対応について」が主なテーマで開会された。

はじめに韓国労働社会研究所のノ・グァンピョ所長より、韓国々内でおこなわれている成果報酬年俸制度や退出制度の導入に至るこれまでの経緯や今後の課題について説明があり、PSI研究センター(PSIRU)のマリー・ローベソンさん(英)から、海外の事例を基に成果制度(PRP)の副作用について発表された。

 

【写真:司会を務める中央大学社会学科のイ・ビョンフン教授(中央)】

 

続いて、海外の事例としてオーストラリア公務労組(CPSU)のウェイン・タウンゼントさん(豪)、全消協より仲野特別幹事が各国の状況について報告をおこなった。

【写真:日本の状況を報告する仲野特別幹事】

 

その後、パネルディスカッションや質疑応答などがおこなわれ活発な議論がなされた。

 

進行役の中央大学社会学科のイ・ビョンフン教授より、議論結果がまとめられ参加した各産別の代表者との協力体制が確認され閉会となった。

 

なお、国際シンポジウムの前に全消協から仲野特別幹事、韓国消防発展協議会(FFDC)から会長以下6名の幹部が参加し、活発な意見交換がおこなわれた。

【写真:FFDCとの意見交換】

 

今後もPSI-AP・東アジア小地域で活動を共にするFFDCとの交流を深め、PSI-AP消防救急労働者ネットワークおよび国際連帯活動の一環として協力体制を継続していく。

 

以上