木古内消防職員協議会第1回定期総会開催
全消協全般
北の大地に新たな仲間が誕生
(木古内消防職員協議会の仲間)
11月15日、2010年9月に設立された木古内消防職員協議会の第1回定期総会が開催された。
冒頭、木古内消協澤口秀喜会長があいさつし「単協立ち上げに際し、ご協力いただいた仲間の皆様に感謝する。9月の設立からの2ヶ月間、自治労や道消協の様々な会議に参加させていただき、仲間になったことを実感している。 しかし単協立ち上げで目的が達成されたのではなく、消防職場を取り巻く課題に対してどのように向き合い、改善に向けて取り組んでいくのかが非常に重要になってくる。我々消防職員の労働環境は非常に厳しいものになっているが、全国の仲間と情報を共有し団結して全消協活動を行っていきたい」と述べた。
来賓あいさつでは、全消協迫大助会長から「勇気をもって設立したことに敬意を表す。検討会では団結権の回復に向けて議論が行われており、世論を巻き込んだ全国的な関心事項となっている。このような状況であるからこそ、地域住民のための消防行政に寄与する活動を展開していかなければならない。消防行政のさらなる発展と労働条件改善のために、全国の仲間と顔の見える関係を構築し、正義と信念をもって活動してほしい」との熱い激励の言葉があった。
続いて、北海道消防職員協議会久保宇泰副会長よりあいさつがあり「自治労の「消防職員の組織化方針」が決定されてから、自治労北海道本部と連携を強化し組織化に取り組んでいく中で、全国で最初に設立されたのが木古内消協であり、会員の決断と関係者の尽力に対し感謝している。これからが本当のスタートであり、手を取り合って消防職場を取り巻く課題の解決に向け取り組んでいこう」と述べた。
その後活動経過報告や2011年度活動方針を確認し、この日の総会を終えた。