各種報告

全国消防職員協議会第42回定期総会

定期総会報告

2018年8月25日、愛知県・ポートメッセ名古屋において、開催地である東海ブロックの仲間たちによる厚い支援のもと全国消防職員協議会第42回定期総会を開催し、全国より385人の会員が出席した。司会は大山剛史東海ブロック幹事が務めた。
開催を前に、西日本豪雨災害により被災された方々に対し全員で黙とうを捧げた。

【議長団選出】
東海ブロック亀山市消防職員協議会から水野圭介氏、九州ブロック杵藤地区消防職員協議会から馬場俊介氏を議長に選出、議事進行を務めていただく。

会長あいさつ 村上直樹会長

今回の定期総会では、第41回新潟総会から新体制となり様々な活動を経て1年が経ちました。全消協としても組織強化・拡大の新たなアクションプランの策定をはじめとする様々な活動を行ってきた。この1年の活動について振り返り、本総会で議論して新年度の活動に向けて進みたい。

名古屋市消防職員協議会 岩崎安伸会長より開催地代表挨拶

その後、来賓からの挨拶をいただいた。

杣谷尚彦 自治労本部副委員長

清水貞雄 自治労愛知県本部委員長

赤松広隆 衆議院議員

近藤昭一 衆議院議員

相原久美子 参議院議員
(自治労協力国会議員)

自治労組織内候補予定者、岸 まきこ氏
本総会欠席のため、ビデオメッセージをいただいた

 

新規加盟単協紹介~垂水市消防職員協議会
「全消協加盟に際し、全国各地の単協の皆様から暖かいメッセージをありがとうございました。会員一同、よりよい職場をめざし活動していきたいと思います。」

上記画像:執行部・女性連絡会・ユース部がスライドを使用し活動経過報告を行っている様子

決算報告する沼田健太郎 副会長

会計監査報告する長山 誠 監査委員

【報告事項】

2018年度活動経過報告 竹内洋司事務局長
女性連絡会活動経過報告 青木玲奈女性連絡会代表
ユース部活動経過報告 吉田真也ユース部代表
2018年度会計決算報告 沼田健太郎副会長
2018年度会計監査報告 長山 誠監査委員

活動方針案の説明する斉藤英之

副会長  役員選出の報告する入江則行 選挙委員長

上記画像:活動経過報告、活動方針案について会場で質疑を行う代議員の様子

<報告事項の質疑と回答>

【質疑1】

各種行事の旅費について

【回答1】

参加者の旅費等の支出は、以前より全日程の参加を条件としている。旅費の算出は、起点地の計算を基本としている。各種行事の参加で調整が必要な場合は、事前にブロック幹事を通じて事務局と調整をはかっていただきたいと考えている。

 

【質疑2】

会費の4月30日納入協力について

【回答2】

会費納入期日を6月30にちから前倒しする予定はない。しかし、会計年度末の納入となると、積立金で立て替え、後で一般会計から積み立てに戻すなどの事務も発生する。そのため、一括での納入が困難な場合は分割の納入も可能であるので、早期の納入をご協力いただきたい。

【議案】
第1号議案
2018~2019年度の活動方針(案) 斉藤英之副会長
女性連絡会の取り組み 青木玲奈女性代表
ユース部の取り組み 吉田真也ユース代表
第2号議案 2019年度予算(案) 沼田健太郎副会長

 

役員選挙委員会報告 入江則行役員選挙委員会委員長より

武井梓会計監査の選出が報告された。

全消協役員選挙規定に基づく承認を求め、挙手をもって承認された。

<活動方針案、予算案の質疑と回答>

【質疑1】

代議員数の一票の格差について

【回答1】

意見として承った。総会・研究集会は人数の少ない単協の意見も反映させる場と捉え、すべての単協からの参加を要請していることから、趣旨が若干違うと考える。労働講座、リーダーセミナーは、2016年度からブロック枠、女性枠、未組織枠などの見直しをはかり、会員数の少ないブロックへの調整も行っている。予算との兼ね合いもあるので、幹事会で全国の意見を集約したうえで、議論、検討を重ねていく。

 

【質疑2】

定年延長の取り組みについて

【回答2】

活動方針では、定年延長について「災害対応する消防職員にはなじまない制度」としている。

全消協として、定数外の任用や実例など、各単協からの意見を募り、60歳以降の職域・職務内容を研究し、検討を重ねていく。

 

【質疑3】

岸まき子参議院議員候補の支援に向けた取組みについて

【回答3】

団結権の回復をはじめとする全消協の目的達成のため、国政の場での我々の代弁者として必須の人と捉えている。多くの現場の思いを感じていただくため、県消協やブロック単位のイベント情報を集約し、岸まき子候補に入ってもらうことを検討している。

 

【質疑4】

消防政策議員懇談会について

【回答4】

2017年の民進党の分裂から、消防政策議員懇談会の活動は中断したままの状況である。先行きは不透明であるが、今後も議員懇の再開を求めるとともに、それ以外の現場の声を届ける機会も検討する必要があると考えている。

 

【質疑5】

宮崎市・都城市への取り組みについて

【回答5】

2つの単協が脱退した経緯を認識し、より単協と連携した全消協活動を実践することを推進し、宮崎消協・都城消協の皆さんと再び連帯して活動できるよう、引き続き取り組みを行う。

 

【質疑6】

脱会単協への取り組みについて

【回答6】

脱会単協への取り組みの活動方針への掲載については幹事会で協議する。できることから各ブロック幹事を中心として、県消協、単協への組織強化に向けた取り組みを推進すべきであると考える。

 

【質疑7】

さまざまな諸課題についての情報の共有

【回答7】

情報の共有・発信は重要。今後は、今まで以上に各ブロック幹事が中心になり、機能的な活動を推進し、双方向のコミュニケーションをはかるよう体制を強化していく。

 

村上会長による「団結カンバロウ」

西日本豪雨に伴う義援金活動ついて

総会会場の入口前で広島県消防職員協議会による扇子の販売が行われ、総会に出席した多くの会員が購入していただいた。

 

託児所利用について

総会会場の一室に託児所を設置、総会に出席した会員に利用していただきました。